サイト名:
暮らし*カフェ
インタビュー時期:2006年9月13日
1.節約に興味をもったきっかけを教えてください。
出産退職をして収入が減ってしまい、節約せざるを得なくなりました。
それまでは、自分の収入も夫の収入もごちゃまぜで、共稼ぎしているにもかかわらず、一向にお金は貯まりませんでした。
夫の収入のみになってから、決められた予算内でやりくりするという大変さがわかりました。
当時住んでいたハイツの家賃も高く部屋も狭かったため、早くお金を貯めて家を買いたいと思うようになりました。
2.何故、サイトを作ろうと思ったのですか?
サイトを作ろうと思ったのは、節約を始めたのとほぼ同時期です。
節約サイトを見るのが好きだったのですが、いつの間にか「自分もサイトを作ってみたいな〜」と思うようになりました。
3.サイトを開設したのはいつ頃ですか?
2004年8月
4.節約をはじめて良かったこと・気づいたこと等、教えてください。
節約を始めてからは、家事や生活の中の無駄を常に考えるようになりました。
時間の使い方も前よりは上手くなったかな、と思います。
【気づいたこと】
・誰でもできる節約とそうでない節約がある。
(激安スーパーの有無など環境の違い)
・いつでもできる節約とそうでない節約がある。
(子育て中、体調の良し悪し、共働き、専業主婦など家庭・家族・生活の違い)
節約を始めた当初、他人と同じように節約をしていても、成果がでなかったり、しんどくなることがありました。
いろいろ試してみて、効果のある節約や自分にできる節約を見つけて取り入れてきました。
光熱費の節約が無理な時期は、食費の節約に力を入れるとか。
そのときどきで臨機応変に対応していくのも、節約を無理なく続けるために大切なことだと思います。
5.反対に失敗談等ありましたら教えてください。
節約を始めた当時は、自分ひとりが頑張っているような気がして、何も協力してくれない(←ように見えた)夫に対してよくイライラしていました。
夫は夫で、わたしの「電気つけっぱなし」「換気扇回しっぱなし」「水流しっぱなし」にイライラしていたようです。
イライラしながらやっていても節約は楽しくないですし続けられません。
目的や目標を2人で決めて協力しながらやるようになってからは、夫婦仲はうまくいってます。
6.あなたにとって節約とはなんですか?
節約生活はケチケチ生活ではなく、無駄のないシンプル生活だと思います。
節約を特別なことと考えず、家事や生活をする中で自然にできるようになれば、と思っています。
(kazu後記)
9年間“お金のプロ”銀行員としてお勤めをされていたという、FP技能士2級の資格等をお持ちのなおちーさん。当時の経験が家計を管理する上で今役に立っているんでしょうね。「臨機応変に節約」という言葉に思わず頷いてしまいました。つい「こうあるべき」と思いがちだけど、その時々に応じて対応していくことが大切なんだなぁと改めて感じました。